2020年 RENOVATION ARCHITECTURE
新築工事はゼネコンにお願いしないといけないが改修なら小さな工事業者でもいいだろうと思いがちです。しかしながら改修工事もごく少額のものから新築なみの大規模なものまで幅があります。
新築や大規模改修工事では、工事金額の総額がある一定以上こえると特定建設業の許可をもっている業者ではないと工事を請け負うことができない決まりになっています。
特定建設業の許可とは、元請けとして一定以上の工事を行う資格のことを意味しています。特定建設業許可が必要なのは、元請業者として受注した工事を下請に出す際、その総額が4,000万円以上、建築一式の工事の場合は6,000万以上になる業者です。
一般建設業では、元請けとなる場合の工事金額に制約がありますので、工事の規模に応じて相談する建設会社を選ぶ必要があります。
小規模な改修工事を繰り返している建物もしくは建物群でも、そのうちに大規模な改修や建て替え工事が発生する場合があります。その際にもタイムリーに提案および対応できる工事会社と付き合いをもっておくと、これまでの改修の経緯や履歴を把握し、シームレスな提案や対応をしてくれることになります。
大規模改修工事の種類
等。