設計から施工まで一貫して
担う最適なパートナーとして

工場や倉庫の建設では、人の動線、温湿度管理、取り扱う物品の特性、作業工程などによって、求められる建物のあり方が大きく異なります。
こうした多様なニーズに応えるためには、専門的な知識と豊富な経験を持つパートナーの存在が不可欠です。

三和建設は、大手メーカーの大規模工場から中小規模の加工工場まで、数多くの建設実績を有しています。
「施主とともに考え、ともにつくる。」その姿勢を大切にし、建物そのものだけでなく、建設のプロセスや周辺環境との調和までを含めた“建築”を実現してきました。

特に私たちが強みとするのが、「建築・設計施工一貫方式」です。
設計と施工を分離せず、ひとつのチームで最後まで責任を持つことで、多くのメリットが生まれます。

設計施工一貫
方式のメリット

  • プロジェクトの実現性

    計画・設計段階から材料費や施工費、工法等を見据えた計画が立てやすいので、結果として予算超過や大幅な工期延期といったトラブルを回避できます。

  • ジャストスペックの建物

    工場や倉庫に求められる機能性を、豊富な経験から必要十分なスペックへと落とし込み使える建物としての性能を担保します。

  • 柔軟な設計変更への対応

    設計と施工が分離していると、調整に時間がかかることも。工事中の仕様変更も、一貫体制なら迅速かつ柔軟に対応可能で、施主のニーズや状況の変化に寄り添えます。

  • スケジュールが短くなる

    施工業者を決めるプロセスが不要であり、設計と施工の連携が社内完結するのでタイムラグが発生しない。

  • 責任の所在が明確

    設計と施工を分離すると責任の所在が曖昧になることも。一貫体制なら、三和建設がすべてを引き受ける安心感が、最大のメリットです。

  • 施工から設計へのフィードバック

    施工段階で得た知見や対策が設計に直接反映されるため、再現性の高い品質を提供できます。

設計と施工を一体で担うからこそ、学びが循環する

三和建設が誇る「使える建物」の仕組み。それは、単に設計と施工を一貫で担う体制にとどまりません。
現場で起きた失敗や課題を価値ある学びへと変え、そのノウハウを社内で循環・蓄積・共有する仕組みを構築しています。
だからこそ、機能性・安全性・維持管理性に優れた建物を継続的に提供できるのです。

「ノウハウ」と「ナレッジ」の仕組み

失敗も、財産に
ノウハウが進化を生む

三和建設では、失敗事例を“蓄積すべき資産”と捉えています。
現場で生じた課題や不具合は、1年・2年・5年点検の節目ごとに経過を観察し、
「何が起きたのか」「なぜ起きたのか」「今後どうすべきか」を施工者・設計者が共に検証。

この“答え合わせ”のプロセスを重ねることで、現場の知見がルールや施工手法として標準化されていきます。
一度きりでは終わらせず、長期的に関わり、改善と反映を繰り返す。
その積み重ねが、三和建設のノウハウを深化させ、未来の現場を支える力となっています。

蓄積されたナレッジの
共有・標準化

専門工場・倉庫の標準化ナレッジの蓄積、失敗事例の共有

これらの知見はすべて、社内イントラネット『FACTAS-TEC』に蓄積。現場で得たナレッジは、部署を越えて全社員がアクセス可能な形で集約され、日々更新されています。この共有文化があるからこそ、個人の経験が組織の知見となり、若手育成にも即座に活かすことができるのです。

専門性の高い建物に強い理由

工場や倉庫の建築では、特殊な機械設備の導入や高度な温湿度管理など、機能性と高い精度が求められます。
そうした複雑なニーズに応え続けられるのは、三和建設が「設計・施工一貫方式」を採用し、さらに社内に“ノウハウを蓄積・共有する仕組み”を持っているからです。

目まぐるしく変化する時代の中でも、倉庫・工場などの専門領域に集中し培った知見を社内で循環させることで、常に最新の情報をキャッチアップしています。
その成果をお客さまへ確かなかたちで還元しています。

個人の成長だけではなく、会社全体も学び、
成長していく仕組みが、
「使える建物」の実現を支えているのです。