プレスリリース
三和建設のかき氷ステーション、今年も稼働 ~ “梅雨でも危険”な熱中症に、アイススラリーで挑む~

■かき氷ステーションの成り立ち
三和建設の「かき氷ステーション」は、約10年前、現場所長の「作業員の負担を軽減したい」という思いから誕生しました。 当時、出勤前にコンビニで氷を購入する作業員の姿を見た所長が、「現場に製氷機を設置すれば、負担も減り喜ばれるのでは?」と導入を決定。その後、「せっかく製氷機があるなら、かき氷も提供できるのでは?」と現場の声を受け、かき氷機も導入。作業員からも非常に好評を得て、以来、かき氷ステーションは三和建設の“夏の風物詩”となりました。 ※なお、製氷機・かき氷機は設置可能な建設現場に限定して導入しています。■かき氷ステーション、今年もフル稼働

■熱中症予防ゼリーやウェアラブルデバイスも配布
三和建設では、かき氷ステーション以外にも、熱中症予防ゼリー「ゼネコンがつくったしおゼリー」の企画・販売や、深部体温を図るウェアラブルデバイスの全作業員への配布など、多角的な熱中症対策を実施しています。 2025年 三和建設の熱中症対策 ①自社開発「ゼネコンがつくったしおゼリー」を作業員に無償配布 ②瞬間冷却パック・コールドスプレーの設置 ③クーラー完備の休憩所(熱中症対策室)設置 ④クーラー完備のトイレ設置 ⑤ミスト送風機の設置 ⑥ファン付き作業服の貸与 ⑦自動販売機で塩分補給ドリンクなど指定3種を50~70円で販売(差額は三和建設と協力会で補助) ⑧全作業員への熱中症対策ウォッチ無償貸与 ⑨現場管理者全員の熱中症予防管理者の資格取得 三和建設は、高温多湿の過酷な現場環境でも作業員が安心して働ける環境を整備することが、企業の社会的責任であると考えています。 今後も、現場の声を反映した実践的な取り組みを重ね、全作業員が安全かつ快適に、前向きな気持ちで働ける環境づくりを進めてまいります。■医師・産業衛生コンサルタント 川島恵美先生のコメント
2025年6月1 日より、労働安全衛生規則の改正に伴い、職場における熱中症対策が義務化されました。 対象となるのは、暑さ指数(WBGT)28℃以上または気温31℃以上の環境で、1 時間以上の連続作業または1日4時間以上の作業が行われる職場です。建設現場はまさにこの対象となりやすく、熱中症リスクが高い代表的な作業現場の一つです。 そうした中で、三和建設様のように、現場作業員の皆さまの安全と健康を第一に考え、作業前の体調管理や環境整備に積極的に取り組まれている姿勢は、建設業界における熱中症対策の模範とも言えるものです。なかでも、“プレクーリング”の考え方に基づき、アイススラリーのような工夫を現場に取り入れる試みは、現場特性に即した実践例として注目すべきものと感じます。 現場ごとに最適な工夫を重ね、対策を継続的に進化させていくことは、今後ますます重要になります。 こうした取り組みが広く共有され、業界全体に広がっていくことを、産業医の立場からも強く期待しています。■会社概要
商号 : 三和建設株式会社 代表者 : 代表取締役社長 森本 尚孝 所在地 : 〒532-0013 大阪府大阪市淀川区木川西2丁目2番5号 設立 : 1947年5月 事業内容 : 総合建設業 資本金 : 一億円 URL : https://www.sgc-web.co.jp/【プレスリリースに関するお問い合わせ先】
三和建設株式会社 広報 北纓(きたお) Tel:06-6301-6636 Mobile:070-2287-0954 E-Mail:pr@sgc-web.co.jp