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O邸

コンセプト

1・2階を親世帯、3・4階を子世帯とした2世帯住宅である。家族各々が、様々な趣味・気分によって自由に生活できるスペースを設けた反面、共有スペースをオープンとしていてお互いの気配を感じることができる空間構成を心がけた。また、何世帯にも渡って暮らせる寿命の長い建物を目指した。

技術

長寿命建築のコンセプトのもと、以下の技術を採用した。
【高密度コンクリート】
本計画では外壁面が打ち放し仕上であるため、仕上面の美観を長期にわたって維持するとともにコンクリートの中性化を極力遅らせることを計画上の最重要コンセプトとした。そのため、余剰水を排してクラックの発生を防ぐ高密度コンクリートを採用した。
【免震構法】
大地震に対する安心を得るため、また、大地震後も引続き建物を使用できるよう免震構法を採用した。免震層は積層ゴムアイソレータ、弾性すべり支承、鉛ダンパーにより構成されている。
【ルネス工法】
将来のレイアウト変更に対応するため、また、設備配管のメンテナンスを容易にするため、ルネス工法を採用した。

施主

個人

所在地

京都市伏見区

竣工

2007年4月

設計者

株式会社田中都市建築事務所 三和建設株式会社一級建築士事務所

構造

鉄筋コンクリート造4階建て

補足

京阪電鉄宇治線沿線の敷地での個人邸建替え工事。当敷地は、宇治川に面した風光明媚なロケーションであり、クライアントの思い入れも深い。高低差の大きい難易度の高い敷地であったが、様々なケーススタディーを行い、当社の技術の粋を集結した建物となった。