- 高密度コンクリート
- 三和建設のつくる高密度コンクリート
- 準備(施工方法など)・打設
準備
工場視察
良いコンクリートをつくるためには、品質変動の少ない安定したフレッシュコンクリート(まだ固まる前の生コンクリート)を入手することが必要です。そのためには、コンクリート工場がどのような設備で、どのような管理状態の下でコンクリートを製造しているのか正しく把握している必要があります。
原材料の管理状態、骨材の搬送設備の管理状態、各種計量器の管理状態および工場スタッフの技術的知識など、三和建設では独自の視点で事前にコンクリート工場への調査を実施し、良いコンクリートが現場に運ばれてくるための準備を行います。
打設とは?
先人たちは、コンクリートを型枠に充填する際、できるだけ空気や水を追い出してコンクリートを密実にするため、竹の棒を使うなどして入念な突き作業やたたき作業を実施していました。コンクリートの充填作業が「打設」と呼ばれるのは、そのことに由来していると思われます。
時代を経て、圧送技術やバイブレータなど新しい技術や機器が登場しましたが、この「打設」の精神は今も必要だと考えています。
打設計画
厳密には計画ではなく設計に領域にも及ぶことではありますが、良いコンクリートをつくるためには型枠や鉄筋の組み方に対する十分な配慮が必要です。高密度コンクリートの施工には直径50mmの棒状バイブレータを用いるからです。直径50mmの棒状バイブレータを鉄筋同士の隙間から確実に挿入するためには、十分な空きが必要だからです。
事前に作成する打設計画書には、打設に関わる人たちの人数や役割分担、使用機器、ポンプ車の機種・能力・台数、打設の順序とペース、充填作業に注意を要する箇所などを明確に表現し、この計画書を用いて関係者が事前に集まって認識を共有するとともに関係者の意識を高めます。
また打設作業の直前にもさまざまな準備や確認を行い、打設に備えていきます。
施工と養生
打設
固いコンクリートを打設するわけですから、普通以上に丁寧な作業が求められます。
三和建設では、一般的なコンクリート打設よりもコンクリート工をはじめとする関係作業員の人数を増強します。
また棒状バイブレータについても、一般的に用いられる直径40mmのものに対し、パワーが大きくより締め固め効果が得られる50mmのものを使います。
良いコンクリート打設に対する最大の敵は「打ち急ぎ」です。常に現場の状態に目を配り、フレッシュコンクリートの供給ペースをコントロールしていきます。
養生
草木の発育のために水やりなどを行うように、コンクリートを打設したのち硬化していく過程の中で必要な養生を実施していきます。
打設後は、散水養生を行います。また、三和建設で独自に定めた養生基準に基づいて、型枠を一定期間取り外さずに存置しておきます。型枠解体後はフィルムを用いて養生します。水分の急激な蒸発を防ぎ、ひび割れの発生を少なくします。
施工品質の確認とフィードバック
いわゆるテストピースは実際の施工品質を保証するものではありません。三和建設はすべての現場で施工後の構造体からコア抜きによる試験体採取を行い、強度や密度の測定を行ってきます。
そして、結果のバラつきを分析して次の計画や打設への改善へとつなげていきます。