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配合

余剰水の程度を決定する配合上の要素は、水セメント・単位水量・スランプ値です。

三和建設では、コンクリートの配合を次の通り定めています。

コンクリートは、水+セメント+砂(細骨材)+砂利(粗骨材)からなっています。
なお、水+セメント+細骨材から成るものをモルタルと呼びます。

  高密度コンクリート 一般のコンクリート 解説
水セメント比50%以下 65%以下(JASS5) 数値が少ないほど、余剰水が少ない
単位水量 170kg/m3以下 185kg/m3以下(JASS5) 数値が少ないほど、余剰水が少ない
スランプ値
12cm

18cm
スランプ値が低いほど、水セメント比・単位水量および細骨材率を下げやすくなる
細骨材率45%以下 45~55% 数値が少ないほど、コンクリート密度が向上し、耐久性が高まる

JASS5:日本建築学会 建築工事標準仕様書・同解説「鉄筋コンクリート工事」

水セメント比

セメントに対する水の重量比です。水セメント比が小さいほど、セメントの水和反応に使われない余剰水が少なくなり、ひび割れ発生の原因が抑えられます。

単位水量

コンクリート1m3あたりに含まれる水の量を示します。余剰水の大小は水セメント比で決まるものの、乾燥収縮を抑えるため、水そのものの絶対量も抑制することが必要となります。単位水量が低いほど、乾燥収縮が起こりにくく、ひび割れが少なくなります。
単位水量を低くするとスランプが小さな固いコンクリートとなるため打設しにくくなります。このため、一般的に単位水量を下げることは困難を伴います。
なお、JASS5では単位水量は185kg/m3以下となっているのに対し、三和建設の高密度コンクリートでは170kg/m3としています。

スランプ値

フレッシュコンクリートの軟らかさの程度を示す数値で、小さな数値ほど水が少なく固いコンクリートとなります。
スランプ12cmのいわゆる固練りコンクリートを、型枠内に丁寧かつ密実に充填させ、打設後には保水養生を行うことにより、高密度・高強度・高耐久のコンクリートをつくることができます。
スランプ値の低いコンクリートは余分な水が少ないので、乾燥収縮によるひび割れが起きにくく、密度が大きいコンクリート構造体をつくることができます。

細骨材率

コンクリートの耐久性を高めるためには、水を多く含むモルタルにかえて、粗骨材を増やすことが大切です。つまり細骨材率を小さくするのです。モルタルよりも空隙の少ない粗骨材を増やすことによって、コンクリートは密度が向上し耐久性は高まります。