ある若い現場監督の日記2
知人から聞いた言葉。
口頭で表現する言葉には、即効性がある。
メールや文章といった文字には、反復と持続性がある。
これは現場にも当てはまるな、と思うと同時に、最近ふと思うのは、これだけ言葉を出し合う仕事も多くないのではないか?と。
現場でまず考えなくてはいけないのが『安全』である。
声を出し合って注意を促し、モチベーションを上げる。
朝は職人と大きな声で挨拶をかわし、朝礼を行い、
各々の注意事項や、意思を伝え合う。
一見単純で疎かにしがちなのだが、これが非常に重要だ。
先ほども書いたように、声には即効性がある。
現場では一瞬の気の緩みが大事故につながる可能性があるのだ。
職員・職方同士、皆が声を出し合って、安全な現場を作る!という意識作り・雰囲気作りも安全につながっているのではと思う。
一方、文字だが、現場には看板や掲示物が張り巡らされている。
継続して言葉を出し続けることが出来ない代わりに、現場にいる全ての人間の為に現場からのメッセージを発信する。
また現場職員だけでなく、現場の前を通る一般の方も現場の看板や掲示物は目に付くはずだ。
普段から現場にいない方からすれば、その一瞬目に映った光景が、現場の印象そのものとなる。
知人の言った文頭の言葉は、言葉と文字を駆使して、より良い建物を提供したい!
建設業のイメージを変えていきたい!
と思える一言だった。
渡部 千種
- 2009年7月29日